空の記憶2009/03/08
ここのところ、何をしていたというわけではないのだが日々があっという間に過ぎていて気がつけば今日になっていたという具合で、思い返してみても今日まで過ごしてきた日々が一日一日としっかりとした出来事があり、それがそれぞれ別々の思い出になっている、というのではなく、ただ経過したに過ぎない時間のまとまりなのではないか、私はそう思って苦笑いしている。
特にこの一週間は殆どが記憶に残るようなものではない例えて言うならば、カップ麺にお湯を注いだあとの三分間のように思い出にもならないような時間が続いていたようで、しかし私は毎日何かを待っていたわけではなく、いや、もしかしたら何かを待っていたのかもしれないが、今日になってもその何かは現れず、また明日からもこんな時間が続くのだろうか、と少し不安になっているのだけれど、明日はせめてその空模様だけでもしっかり覚えていられるように、空を見上げてみようかと思っている。それが晴れならば太陽光線の刻々の変化を、曇りならばゆっくりと流れていく雲の起伏の具合を、雨ならばその一粒一粒までを、私は観察して覚えていたい、そう思った。